ストレングスファインダーをやって自分の行動をしなやかにしていきたいと思った話
Patheeパートナー エンジニアの keisei1092 です。
唐突に重い話が始まってしまうのですが、自分は、チーム内での失敗やうまくできなかったことを引っ張ってしまう性格だと思っています。また、周りのすごい人を見て自分と比べてしまう癖があると思います。 しかし、そのネガティブな面を知っただけでは良いことはありませんし、自分の特徴を自分のものさしだけではかるのも良くないことだと思っています。
自分に任された仕事をどういう風にこなせばいいか、チームや会社の中でどのように働けばいいかのものさしを得ることはとても大切だと思います。
ストレングスファインダーは、「自分が生産的に社会で活用できる5つの才能」であり、それを知ることで自己理解が深まり、日々の生活の質が向上する、というものです。
プロダクトマネージャーの鶴の一声によりメンバーに招待コードが配られ(ありがとうございます!!)、早速自分もやってみました。
100〜200程度の質問にサッと答えていった結果が下の5つの傾向でした。
1. 適応性
「適応性」の資質が高い人は、流れに沿って進むことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。 必要なことを自分で判断できることを好み、厳格なスケジュールや手順を守ることを強制されると不機嫌になるかもしれません。
これを見て、自分がしてきた失敗や感じてきた不機嫌には、長いスケジュールが組まれているものに間に合わせられなかったことや、同じことの繰り返しことから感じたものが多い気がしました。 スケジュールが遠目に設定されているものはこまめに進捗をデモしたり、やり方に満足できないという状況になる前にやり方について話したり、状況がより良くなるような取り組みをしたいと思いました。
2. 収集心
「収集心」の資質が高い人は、収集や蓄積を必要とします。その対象には、情報、アイデア、人工物だけでなく、人間関係も含まれる場合があります。 複雑な謎を解き明かすことができると気分が晴れるでしょう。うわさ話や不満ではなく、アイデアを語る人を選ぶでしょう。
確かに自分はプラクティカルな話をすることが好きで、アイデアベースやモノベースで話をすることが好きだなーと思いました。
3. 成長促進
「成長促進」の資質が高い人は、他の人の持つ可能性を認識し、それを伸ばします。小さな進歩の兆候を見逃さず、成長の証に満足感を得ます。 人を教育する、コーチングするといった仕事で高い満足感を得られるはずです。常に苦労している人をサポートしないように注意しましょう。
これも当てはまるなと思いました。 エンジニアの面接をしたりインターンの方のメンタリングをしたりするのはとても楽しいと思っていますし、それによって自分も成長できるなと思っています。
4. 学習欲
「学習欲」の資質が高い人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。結果よりも学習すること自体に意義を見出します。 あなたの環境における「変化の触媒」になりましょう。新しさを喜んで取り入れる能力は彼らを行動に駆り立てます。
「変化の触媒」にまだなれていないなと思ったので、積極的に学びをチームに展開していきたいと思いました。
5. 共感性
「共感性」の資質が高い人は、自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。 他人に対して共感しすぎることで、ときにあなたは圧倒されてしまうかもしれません。1日の終わりを知らせる儀式を考え、燃え尽きを防ぎましょう。
仕事が終わるタイミングを決めないと燃え尽きになってしまうことはよくあるので1日の終わりをきっちり決めるのは大切だと思いました...。
資質
今回の結果の5つの強みは、ストレングスファインダーではそれぞれ次の資質に分類されるようです。
強み | 資質 |
---|---|
適応性 | 人間関係構築力 |
収集心 | 戦略的思考力 |
成長促進 | 人間関係構築力 |
学習欲 | 戦略的思考力 |
共感性 | 人間関係構築力 |
人間関係構築力が上位の人は、
- まとめ役として周囲の人たちを結びつける
- 個々人の共通点や個性に気づく
- 人間関係の輪を広げたりより強固にする
- 所属するグループを単なる個人の寄せ集めではなく個々人の相乗効果を発揮させる
特徴が見られることが多いようです。その一方で
- 新たな情報を獲得し思考分析する場合(→戦略的思考力)
- 何らかの行動を起こす場合(→実行力)
- 自分の考えを周囲に発信する場合(→影響力)
はその資質を活用する方がより良い結果が得られることが多いそうです。
自分は「人間関係構築力」と「戦略的思考力」が多かったので、「行動を起こすときや周囲へ発信するときより、まとめ役や情報の獲得に資質を発揮する」といえるということが分かりました。
今回ストレングスファインダーをして、自分が本質的に好むこと、好まないことや、自分の資質とそれを発揮できるときについて客観的に学ぶことができ、この結果を深く理解して今後に生かしていこうと思いました。自分の思っているネガティブなところについても、どうネガティブなのか、どのような行動をした(された)時にネガティブになるのかというところまで自己理解ができるようにしたいと思いました。
まだ個人でやってみただけですので、次はメンバー同士でお互いのストレングスファインダーの結果について話していき、チームや会社の問題によりしなやかに取り組んでいけるようになりたいと思います。
※ この記事のストレングスファインダーの結果に関しては、ストレングスファインダーのレポートから、一部 https://ストレングスファインダー.com/ から編集して紹介しました。