Pathee engineering blog

世界をしなやかに変えるエンジニアたちのブログ

懸垂をHackする

これはPathee Advent Calendar 2019の4日目の記事です。

Patheeのエンジニアの牧村です。 本日は弊社のバリューである「課題に恋い焦がれる」に乗っ取り、「懸垂」という「課題」に恋い焦がれる話をさせて頂きます。

まずはじめに断り書きを。

本エントリーの内容は個人の見解で、Pathee社としての公式な意見ではありません。

エントリー中に記載の内容は、何かの結果を保証するものではありませんが、熱意と根性と気合でなんとか実現できるものと信じています。

Why 「懸垂」

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」

言葉自体はご存知の方も多いと思います。これは古代ローマ時代のデキムス・ユニウス・ユウェナリスの言葉です。

弊社のようなスタートアップ企業では、多くの場合、精神の健全性を犯すようなプレッシャーと日々戦っています。 このような環境下で精神の健全性を保つには健全な身体を手に入れるしかありません。

弊社では、一人でも多くの社員が健全な肉体の元に健全な精神をもって業務を遂行できるよう

「BangTong&Li チンニングスタンド with メトリウス ロックリングス 3D」

を導入しています。

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チンニングスタンド

Why 「BangTong&Li チンニングスタンド with メトリウス ロックリングス 3D」

せっかくですので、このマシンでできることを弊社のビジネスチームで、最も懸垂に恋い焦がれていた中村さんと共に説明していきます。

チンニングスタンドだけに各種チンニングに対応可能!!

チンニングスタンドしてはあたりまえのことなのですが、こんなにバリエーションがあり、多岐にわたる筋肉を鍛えられること、ご存じない方もいるのではないでしょうか?

オーバーグリップ・チンニング

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オーバーグリップ・チンニング
これはいわゆる普通の懸垂です。順手でもって身体を引き上げます。 主に鍛えられる部位は広背筋から大円筋です。

アンダーグリップ・チンニング

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アンダーリップ・チンニング
逆手でもって身体を引き上げる懸垂です。オーバーグリップは無理だけどこちらは出来るという方も多いと思います。 主に広背筋から上腕二頭筋が鍛えられます。

ワイドグリップ・チンニング

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ワイドグリップ・チンニング
オーバーグリップと同様ですが腕を肩幅より広げてやるチンニングです。 主に広背筋から僧帽筋が鍛えられます。オーバーグリップができるようになっても、ワイドグリップがあがらない、、、という悩みを抱えている方も多いはずです。

ナローグリップ・チンニング

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ナローグリップ!
ワイドグリップとは逆に、手をくっつけてやる懸垂です。 広背筋上部、三角筋後部、僧帽筋あたりに効きます。

ビハインドネック・チンニング

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ビハインドネック!
ワイドグリップのように腕を開いて、首の後ろにバーが来るように引き上げる懸垂です。 大円筋を効果的に鍛えます。

ネガティブ・チンニング

これは、上がった状態から「ゆっくり下ろす」トレーニングです。 絵が変わらないので写真は割愛しますが、実は「ゆっくり下ろす」は効率的なトレーニングなので、弊社では「懸垂ができない」という人にまずコレを進めています。

チンニング以外の3種類の筋トレが可能!!

このメカで出来ることはチンニングによる背中を中心とした筋肉のトレーニングだけではありません。

大胸筋や上腕三頭筋を集中的に鍛えられるディップス

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ディップス!

引き締まったお腹周りを手に入れられるレッグレイズ

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レッグレイズ

大胸筋、肩の筋肉、三角筋上腕三頭筋が鍛えられるプッシュアップ

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プッシュアップ!?

更に追加オプションのメトリウス ロックリングスで指も鍛えられる!

スポーツクライミングのトレーニングでおなじみのロックリングスを取り付けているため、いつでも指のトレーニングができます!

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ロックリングス

彼はここまでのようです。ありがとうございました。

チンニングスタンド導入の成果

チンニングスタンド導入から約1年、弊社がこのマシンから得たものは

ちゃんと取り組んだ社員は、相応の成果を得て、普通に懸垂ができるようになる

もともと「やりたい」と言っていた社員は、概ね正しいフォームで懸垂が出来るようになりました。 まさに最初にお伝えした「健全な肉体」の第一歩を手に入れているはずです。

物足りなくなった社員たちにスパルタンレースという目標が置かれる

更に「健全な肉体」を作っていくために、現在弊社有志メンバーでは「スパルタンレース」へのチームエントリーに向けたトレーニングを開始しています。 業務に直結するわけではありませんが、困難な目標にチームで挑むことで、より大きな結束を得られる予定です。

懸垂は誰にでも出来るようになります

最後に、懸垂をできるようになりたいと思っている方々に、約1年の導入期間で得た学びを共有します。

懸垂ができるようになる、回数を伸ばしていくポイントは、「背筋を使う感覚を覚える」ことです。 そのためには、

ネガティブ・チンニングから練習する

胸を張ってバーに胸をつけるくらいの姿勢から、背筋を意識してゆっくり下ろす、、、を繰り返してください。

ネガティブ・チンニングには、シンプルに背筋を肥大させやすいトレーニングなのですが、コレをやることで、背筋を意識した動きができるようになります。

週に最低2回、できれば3回は頑張る

継続は大事です。週に1回では残念ながら成果が出難いです。

場合によっては少し痩せる

軽いと本当に楽なんです。

要するにあれです、トレーニングに近道は無いので、地道に積み重ねるのが一番のHackです。