今年読んでよかった技術書(Pathee エンジニア編)
これはPathee Advent Calendar 2019の24日目の記事です。
こんにちは、こんばんは、irihit です。 皆さんはサンタクロースに何をお願いしましたか?クリスマスに多くを期待しないあなたも、クリスマスツリーの下に置かれたプレゼントを気にしないあなたも、まだクリスマスのプレゼントを決めていないのであれば技術書をお願いしてみてはいかがでしょうか。
本日は Pathee のエンジニアが2019年に読んでよかった本をご紹介したいと思います。年末年始に向けて、ぜひサンタクロースにお願いしてください!まだ間に合いますよ!
Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する
FC東京サポーターの20代男性が選びました。サイトのリニューアル時に Atomic Design を取り入れた際に、この本を参考に実装を進めていきました。
ちなみに一番好きな選手はディエゴ オリヴェイラ。ランチは同僚に連れられて苦手な激辛料理を注文。最近辛さに慣れてきました。
言語のしくみ
広島東洋カープファンの30代男性が選びました。普段使っている言語はどのように動作しているかの理解を深めたく、この書籍を手に取ったようです。
メディア開発チーム唯一の子持ち。最近PTA副会長に推薦され、気合いのガード。好きな海洋生物はチンアナゴ。Slack のアイコンはカープのキャップを被ったチンアナゴを利用しています。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
週末は毎週群馬に帰省、20代男性が選びました。今年にLPのページを作らせていただく機会があったのですが、その時にいわゆるフロントに関わる基礎をきちんと理解するために買った本です。あのデザインはこんな風に作られている!というのが、図とコードで丁寧に示されているのでわかりやすく、入門書としてはとても良かったと満足しています。
ちなみに群馬に帰省する理由は愛犬に顔を忘れられないようにするため。愛犬の名前はソラくんです。
プログラマのためのDocker教科書
プログラマのためのDocker教科書 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化
- 作者:WINGSプロジェクト阿佐志保
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/11/19
- メディア: Kindle版
今年はイタリア旅行に行きました。30代男性の選出です。初心者にとてもわかりやすく、Docker についての導入部分から実際の使用方法までを詳細に解説している本でした。まだDockerを使ったことがない人にオススメの一冊です。
週末は高身長を活かしたバスケットボールに勤しみ、鍛えた筋肉でリングフィットアドベンチャーを真顔でクリアします。好きなスポーツは野球だそうです。
カイゼン・ジャーニー
日本酒が大好きで、隔週くらいで酒屋に買い出しに出かける30代男性が選びました。年始頃、スクラム開発を本格的に取り入れていこうという流れが始まり、その際にスクラム有識者に勧められて読んだ本になります。ベタな問題がベタに発生する会社でのカイゼンを物語形式で読ませながら、手法やツールの紹介をしてくれるのですが、ご存知の通り、ソフトウェア業界はベタな問題がベタに発生しまくる業界なので、何か問題があるときに思い出して「あのときどうしてたっけ?」とこの本を振り返ることが多々あります。
ちなみに、日本酒のアテは鯖を頼んでおけばだいたい間違いないことが多いと思い、お酒の席では〆鯖の炙りを注文をするようです。好きなスイーツは素材の甘さを活かした季節のお菓子です。
大規模スクラム
大規模スクラム Large-Scale Scrum(LeSS) アジャイルとスクラムを大規模に実装する方法
- 作者:
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2019/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
最近10年過ごした家から引越しを果たした、30代男性の推薦です。チームではなく組織でスクラムを活用するための知見があるのがおすすめポイント。この本は以前ブログでも紹介しているとのことで、かなりの良書のようです。
10年越しに引っ越したことで大量の不用品を廃棄したそうですが、私がオススメしたコンマリメソッドは役に立ったのでしょうか。新居はとても綺麗だそうです。
実践TypeScript ~ BFFとNext.js&Nuxt.jsの型定義~
お昼休みに社長と任天堂スイッチを嗜む、20代男性が選出。体系的に TypeScript の知識や React、Vue、Next.js や Nuxt.js などのモダンな開発についての知見がまとめて得られるところが嬉しい書籍でした。TypeScript を活用した開発についてまとめられた書籍が少ない中で、しっかりとまとまった日本語の書籍としてオススメです。
一緒に遊ぶ社長が実は絵がうまく書けることに尊敬の眼差しを向けています。スマブラで愛用のキャラはデデデ大王です。
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- 作者:スティーブ マコネル
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
昼はエンジニア、夜はDJ、20代男性の選出です。tmp という名前の変数をコミットしようとして同僚から tmp はやめなさいとレビューを食らったことがきっかけで反省がてら読み始めました。変数の命名がオライリーの「リーダブルコード」より実際に即した内容で(「CODING HORROR」というタイトルとものものしい形相の男性のアイコンでアンチパターンが多数掲載されている)、切り口もバリエーション豊富でとても参考になりました。変数の話以外にも、内容は古いですが読んで納得できるコードのリファクタリング例がいっぱい入っています。リーダブルコードの次に読む本におすすめだと思います。
飛行機で北海道に飛ぶ機会が多いです。心のふるさとは静岡、地元は関東です。
レガシーコードからの脱却 - ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス
レガシーコードからの脱却 ―ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス
- 作者:David Scott Bernstein
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2019/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
週6でプールに通い、体重増加と健康増進を期待する20代男性が選びました。書籍名からはレガシーコードの改善について記載された本のような印象を受けますが、実はレガシーコードを生み出さないためにチームとしてどのように取り組むべきか、がまとめられた本です。オライリーで人気のリーダブルコードと合わせてぜひ一度は読んでいただきたい、そんな書籍です。
まとめ
優しいエンジニアの協力を得て、いくつかの書籍を紹介させていただきましたが、気になる本はありましたか?来年もしっかりとサービスを改善していけるよう、Pathee エンジニアはしっかりと自己研鑽を進めてまいります!
明日はクリスマス。最後のアドベントカレンダーは弊社代表取締役社長による投稿となります。乞うご期待!